男性と女性で「ムラムラ」のスイッチが入るタイミングや理由が、全く違うことはご存知でしたか？
「夜のテクニックには自信があります！」という方でも、意外と知らないこの違い。知っておくと、パートナーとの関係がもっとスムーズになるかもしれません。
今回は、そんな男女の性欲のメカニズムの違いについて、サクッとおさらいしていきましょう！
【年齢編】男性は10代がMAX、女性は30代からが本番！？
性欲は、年齢によっても波があるものですよね。
男性は、なんといっても高校生くらいがピークと言われています！授業中に突然、意図せず元気になってしまって「ヤバい、どうしよう…」と冷や汗をかいた経験がある方も多いのではないでしょうか？（笑）
でも、その勢いもだんだんと落ち着いてきて、30代にもなると社会的な責任も増えますし、家庭を持つ方も。そうなると、どうしても性欲の優先順位は下がってしまうものです。男性ホルモンの低下という理由もありますが、日々の忙しさが一番の原因かもしれません。
ですから、年上男性が好きな女性が多いのには、「ガツガツしていなくて落ち着いているから」という理由もあるのかもしれませんね。若い頃の「いつでもOK！」といった動物的な感じが苦手、という女性の気持ちも理解できる気がします。
一方で女性は、男性とは真逆です！30代くらいからググッと性欲が高まって、30代半ばでピークを迎えると言われています。これ、実は男性ホルモンが少し増えるのが理由のひとつなのです。
それに、「元気な赤ちゃんを産むなら今のうちかも！」という、生命としての本能が働くのかもしれません。主婦であれキャリアウーマンであれ、社会で戦うにはパワーが必要です。そのために男性ホルモンが増えるというのも、納得ですね。
【カラダのリズム編】女性の性欲は月のリズムで変わる！？
女性のカラダは、本当に神秘的です。生理の前後で性欲が高まると感じたことはありませんか？
もちろん個人差はあり、生理「前」に高まる方が多いですが、中には生理「後」にスイッチが入る方もいらっしゃいます。
また、よく言われるのが排卵日です。赤ちゃんができやすい日ですから、子孫を残そうという本能が働くのは分かりやすいですよね。
では、生理前後はどうしてなのでしょうか。
これ、実はホルモンバランスがジェットコースターのように変化して、一時的に情緒が不安定になったり、男性ホルモンが増えたりすることが原因だそうです。
あとは、生理痛のモヤモヤを、性的な快感で紛らわそうとする本能的な働きという説もあります。
つまり、男性は「いつでもかかってこい！」状態なことが多いのに対し、女性の性欲は日によって波がある、ということです。
男性の皆さん、ここが狙い目かもしれません…！
「特に好きというわけではなかったけれど、なんとなく流れで…」なんて経験、実は生理前だったというパターンも、結構あるそうですから。
【お天気編】夏になると恋がしたくなるのは気のせいじゃなかった！
晴れた日のぽかぽか陽気や、夏のような解放感あふれる気候になると、なんだか気分が高揚して「ムラムラする…？」なんて思う瞬間、ありませんか？
実はそれ、まったく気のせいじゃないんです！
太陽の光をたっぷり浴びると、私たちの脳内ではセロトニン（幸福ホルモン）が分泌され、気持ちが自然とポジティブになります。
そして、そのポジティブな気分と開放感が合わさることで、性欲も自然と高まりやすくなるんだとか。
これは男性だけじゃなく、女性にもよくある現象。普段はちょっと控えめなタイプの女性でも、気候が暖かくなるにつれて気分が開放的になり、「なんかちょっと誘ってみたいかも…♡」なんて思うこともあるそうです。
【本能編】男は「数」、女は「質」？
ここが、男女の性欲の恐らく一番大きな違いです。
少し率直に言うと、男性は「相手が女性であればOK！」というように、たくさんの人に自分の遺伝子を残したいという「ばらまき型」の本能が強い傾向にあります。
でも女性は、「この人だ！」と思った好きな人とだけ深く繋がりたいですし、逆にタイプではない人には触られたくもないと思う生き物です。優秀な遺伝子を見極めて、安心して子育てできる環境を求める「厳選型」の本能なのです。
ですから、どんな男性にでも発情するわけではなく、自分の中の「合格ライン」をクリアした人でなければ、恋愛対象としても、性の対象としても見られない、ということです。
まとめ
つまり、女性にモテるということは、その「性の対象」になるということなのですね。
そのためには、やはりちょっとした努力が必要です。清潔感を大事にしたり、話をしっかり聞いたり、尊敬できる部分を持っていたり…。
男女の性欲の違いを理解して、相手の気持ちを想像することが、最高のコミュニケーションに繋がるのかもしれませんね！
